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流れの座標変換について
測定起動時に、操作ソフトで[座標変換]にチェックを入れ、流れの座標変換をしないで取得した流速データは、東方流速(E流速)、北方流速(N流速)に変換されておりません。X成分流速、Y成分流速のままの値です。
X,Y成分流速、方位値、磁北との関係は下図のようになります。方位値は磁北から本体のYマークまでを時計回りで計った角度です。X,Y成分流速と本体のYマークとの関係は、下右図になります。
弊社の通信・処理ソフト(MagicProcessorK)では、[処理条件]の設定で、座標変換に対応しております。
X,Y成分流速を東方流速(E流速)、北方流速(N流速)に変換する方法
下記の式で座標変換します。θ=方位値(0~359°)
E流速=X・COS(θ)-Y・SIN(θ)
N流速=-X・SIN(θ)-Y・COS(θ)
E流速のプラス値は、東に流れ去ることを意味します。マイナス値は、西に流れ去ることを意味します。N流速のプラス値は、北に流れ去ることを意味します。マイナス値は、南に流れ去ることを意味します。